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とにかくおれは、絵が上手くなりてえ。 |
いっつもそんな事を考えてます。
バガボンドを読んだら、
作者の絵がまた変わっていた。
途上の部分を抜け、
筆にも慣れてきて、
どう表現させようか
前半はこんな感じ。
後半は
ないがしろではないにしろ、
話が動いて
そっちに夢中。
そんな感じ。
あんなにケツカッチんなスケジュールの中でも
変わることをやめようとしない。
原稿を落としてまでも
ペンから筆へ変えることを躊躇わなかった。
自分はどうだろう。
しんどいとも言えない環境の中で
今の状況に何の疑問も持たず
只々描き続ける毎日。
このままでは駄目だ。
変わらねば。
まだ先はあるはずだ。
皆が口を揃えて言う
「個性」
というもの
その方向は決まった。
だが、飲み込むだけでは駄目だ。
もっと全身に行き渡らせなければ。
それが自分のものになったなら、
そのまた先が見えるだろう。
自分に足りないものが見えるだろう。
進むのは
獣の道では無く
人の道。
その事だけは
心に刻もう。
丑三つ時にふと思う、
自分勝手な独り言。
変化は進化か?
いいや、変化だ。
だが悪くは無い。
一番の悪は、留まり続ける事。
また来週。
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