行ってきました。
今週は
ライムライト
Limelightチャップリンの作品です。
面白かったです。チャップリン哲学の映画といった感じでしょうか。
名言がめちゃめちゃ飛び出します。
話は
老いさらばえた過去の喜劇王である主人公が、自殺を図るおねーちゃんを助けるところから始まります。
看病の甲斐あっておねーちゃんは復活。バレエダンサーとしての道を歩み始める一方で、主人公に仕事は全く来ず・・みたいな感じです。
おそらく主人公はチャップリンがモデルだと思います。
年齢ゆえ経験も豊富だが
中々自分のことに前向きになれず、
どこか物悲しさを感じる主人公がすごく良いです。
アーティストとしての誇りとか
何かと過去の栄光と現在を比べてしまうところとか、
自分も絵描きの端くれなのでちょっと考えさせられます。
バラはバラであろうとする。
岩は岩であろうとする。
それが良いんだ。
とか
生きることは願望だ。
意味なんか必要ない。とか
名言が飛び出しまくります。
哲学好きーの松としてはとっても大好物でした。
それも良かったです。
物語の後半ご都合主義かなと思うところがありましたが、
物語中にあまり詳しく語られていないので目をつぶります。
あと導入が超上手い。
「私が主人公だよ!
私はこんな人だよ!」というのを短時間でとても分かりやすく表現してます。
勉強させていただきました。
そんな感じですかね。
社会人になって
ある程度経験をつんで見たら面白い作品だと思います。
はいじゃあ来週は
チャップリンの独裁者
またチャップリンですね。
楽しみです。
また来週。
29:50
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