行ってきました。
今週は
サンセット大通り
SUNSET BOULEVARDごりごりのサスペンス。
ま・・まあまあでした。えーと、気持ち悪怖いです。
話は
サンセット大通りにある古びた屋敷で殺人事件が起こるところから始まります。被害者はハリウッドの3流脚本家。借金取りに追われてこの屋敷に逃げ込んだそうで、屋敷には時代に取り残された大女優と執事が一人住んでいて…
この女優が50代のババアでして、そのババアと男がいちゃいちゃしたりするんですが、
苦痛です。
円熟を迎えたボディと顔面がくねくねする様はとっても気持ち悪かったです。
さらにこのババア、サイコパスです。
今時の言葉を使うと、
ヤンデレ。
~ヤンデレとは~
異性に好意を持った人物が、その好意が強すぎるあまり次第に精神的に病んだ状態になることを指す。精神的に「病ん」だ状態にありつつ、他のキャラクターに愛情を表現(デレデレする=「デレ」)する様子を指す。傲慢で、女々しくて、サイコパス。
熟女もヤンデレも興味が無いので不快感が半端じゃなかったです。
演技も全体的に古臭く、話の流れも結構退屈。
ただ、終盤のババアのサイコパスへの変貌っぷりとそのサイコっぷりがすばらしく怖い。
顔も良い感じに作って演技してるのでまあ怖い。
羊たちの沈黙の
ハンニバルくらいでしょうか。
そのぶっ壊れっぷりに+30点です。
お見事でした。
というわけで来週は
007/危機一発(ロシアより愛をこめて)おお!ついにきましたね!
楽しみです!
追記 2011.4.28
さっきこの
サンセット大通り
について調べたんですが、
配役がすごく凝ってるんですね。
まず、時代に取り残された女優のババア、映画の設定では
サイレント映画の時代、某映画会社の看板スターとして活躍していたが、トーキー映画に切り替わる中その流れに乗れず落ちぶれた。
という事になっているのですが、このババアを演じたグロリア・スワンソン、
実際にサイレント映画の時代、
一週間に100万ドル稼ぐパラマウントフィルムの看板スター
だったそうで、やはり映画がトーキーに変化する中で
変化に対応できず消えていった女優だそうです。
そして作中、ババアと一緒にトランプをする「時代に乗れず消えた過去の大スター」達に
サイレント映画時代、
チャップリンと並び喜劇王と称されたバスター・キートン
など、実際にサイレント映画時代の大スター達を使ってるという、
当時の人たちが見たら引っくり返るほどリアルな配役ということが判明。
どうやって出演させたんだろう。
そういう意味ですごい映画だったんですね。
この知識があったら私も映画館で引っくり返ってたかもしれません。
じゃあまた来週ー。
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