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2015/11
30
[ #2051 ]

ラストスタンド



映画観ました。
今週は


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ラストスタンド
The Last Stand



アーノルド・シュワルツェネッガー復帰作ですね。
シュワちゃんがんばってます。



まあまあ面白かったです



とにかくシュワちゃんを見る映画です。
シュワちゃんのガンアクション、走るシュワちゃん、運転するシュワちゃんとか。

確かに年は取りましたが、オーラと逞しい立ち居振る舞いは健在です。
60代とは思えない肉体です。


話は麻薬王が護送中のトラックから脱走、メキシコへの逃亡を試みる最中、シュワちゃん演じる保安官の住む辺境の町を通過する話を聞きつけ、犯人確保のため、町を守るため立ち上がるというもの。



話自体はありがちではありますが、ツボは捉えた作りにはなっていると思います。
脱走中の麻薬王と町の保安官の戦いなので、そんな大規模な闘争にはなっておらず
ささやかな戦いです。

ただ、マシンガンの雨あられに耐え抜いたり、
重機関銃ぶっ放したり、ロケット砲食らったりと、かなりド派手にやっております。



少し登場人物が多く、内面や見せ場を作りきれてない部分が多く、そこは惜しく感じました。


何も考えずに映画が観たい!+シュワちゃん見たい!


という方にはお勧めです。





そんな感じ!

じゃあまた来週。
475:00


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2015/11
23
[ #2050 ]

トータルリコール


映画観ました。
今週は


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トータルリコール
Total Recall


シュワちゃんじゃない方。
2012年の映画です。


面白かったです!


典型的なSFハリウッド映画。
ドンパチあり、カーチェイスあり、爆発あり、謎あり、ロマンスあり。
大人も子供もおねーさんも楽しめる良い映画だと思います。

話は遠い未来、。主人公はしがない工場勤務の作業員。退屈な毎日に飽き飽きしており、仕事もうまくいかない。そんな中、記憶を植えつける手術があることを知り、スリルある楽しい記憶を自身に植えつけてもらおうと試みるのだが、いざ手術をしようとしたら突入してきた警察に取り囲まれる。しかもその警官10人を瞬く間に倒してしまう主人公。いったいどういうことだってばよ!

みたいな感じです。



今では語りつくされた「一般人だと思ってた主人公は、実はすごい人」という設定。
たぶんこの映画の元ネタである

SF小説『追憶売ります』

の設定や、リメイク元の「トータルリコール(1990)」の影響かと思います。





ストーリーも引き込まれる作りになっていますし、エンターテイメントの要素が盛りだくさんですし、
ロボットは出てきますし、楽しむ分には最高だと思います。


ただのアクションではなく、その世界のもの
(半重力自動車、縦横無尽に動き回るエレベーター、無重力での戦闘)
をふんだんに使ったものが繰り広げられているので、新鮮な感覚で見られます。
日常シーンもそんな要素が沢山あるので、しっかり作ってあるなと感心しました。


(ロボットのデザインが、外面は滑らかなボディに覆われてるけど
 中身や関節部分がむき出しの無骨な要素も兼ね備えられてる
 カッコイイデザインで最高でした。好き。)


キャラクター達も、あっさりとした出番や設定でしたが程好い量が出てきますし、
主演のコリン・ファレルが良い演技してくれてました。
僕はコリン・ファレル好きです。最近あんまり出てなくて悲しいです。





気になった点は説得に来る一般人が場慣れしすぎだろ!ってところと
オチがそんな綺麗にいくか!?少年漫画じゃあるめえし!って思ったところでした。

あと敵役の女の人髪を下ろしたままアクションしたりするので
鬱陶しいだろうなーと思いました。セクシーだけど動くのには向かないですよね。
僕は好きだけど。



といった感じです。
小説ではなく、漫画感覚でどうぞ。




じゃあまた来週。

473:00



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2015/11
16
[ #2049 ]

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ



映画観ました。
今週は


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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
Lock, Stock and Two Smoking Barrels


先日観た「スナッチ」の元になった同監督の作品です。


まあまあでした。


スナッチが少年漫画ならロックストックは青年漫画といった印象。

ギャンブルで負けた借金を、ギャングの金を奪うことによって返済しようとする4人組の話。しかしギャングの金は麻薬の密売組織から奪ったもので、ギャングと密売組織を敵に回すことになり・・・
みたいな話です。

スナッチ同様どんどん話がこじれていきます。
ただ、丁寧に描かれているので分かりやすく、余計な混乱はしなくて済むと思います。
テンポも良いです。
登場人物たちが求めている物が知らぬ間にどんどんたらい回しにされて
大事になっていくのを楽しむ映画ですね。

コメディの要素も挟み込んであり、所々でシュールな笑いもお届けしております。
基本みんな頭悪いです。


キャラクターもまあまあ濃く、子連れの取立て屋、テレビっ子の麻薬組織ボス
など勢揃いです。






とまあこんな感じなのですが、自分は続編のスナッチを観ているので
その比較をしていきます。

結論から言うと松はスナッチの方が好きです。


理由はキャラや演出の濃さ。


演出や設定がスナッチの方がぶっ飛んでます。
まさに少年漫画のような感じです。
今作は全体的に少し控えめなような気がしました。



これはもう各々の好みだと思います。
あとは観た順序。
先に観た方の評価が高くなるのは世の常ですね。(偏見)


自分は分かりやすくてぶっ飛んだほうが好きなのでスナッチ推しです。


青年漫画のような落ち着いたオシャレな映画がお好みの方は
ぜひこちらをどうぞ。



あとスナッチで見た役者陣がこちらでも出演してました。
好評で続投だったのかなー。
ジェイソン・ステイサムも続投です。
スナッチが続編ですけどね。





そんな感じです。
じゃあまた来週。

472:00



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2015/11
09
[ #2048 ]

鑑定士と顔のない依頼人



映画見ました。
今週は

鑑定士と顔のない依頼人

鑑定士と顔のない依頼人
The Best Offer


どこかでちょっと予告を見て誰かが面白いといってたので見ました。(漠然としすぎた情報)


面白かったです


芸術品の鑑定士のおじいちゃんの恋物語。
かなり王道を行くラブストーリー。でもジャンルはミステリー。


この映画は前情報を一切入れずに見ることをお勧めします。
なので自分もあまり内容には触れずに感想を言います。



あまり考えないようにはしてたんですが!



話は先ほども言ったように王道。
潔癖で気が短いが鑑定士として名実共に大物の主人公、ある日、屋敷の家具をすべて売りたいという依頼が舞い込んできます。ただ、依頼人が電話のみの対応で一切顔を見せようとしない。最初は無礼な対応に腹を立てる主人公ですが、依頼人は何やら訳ありのようで・・・。

という内容。うぶな主人公(おじいちゃん)がかなり頑張っています。
ドラマの展開はすごくベタ。いろいろと複線を残しつつラストへ向かう感じです。


衝撃はありましたが、よくよく考えれば全部ひっくるめても
ベタなストーリーだったのかなとは思います。
違和感のある複線も演出もありましたし。結果論に近いですが。



映像演出と音楽はかなり凝っていて美しいです。
芸術品を扱う映画なので、配置や色使いに気を遣っているような気がしました。
ただのラブストーリーにとどまらずそういう要素を忘れずに入れてあるのは好感触。




作中に出てくる
「贋作の中にも本物は宿る」という言葉がとても深いと思いました。


本物そっくりに作った偽物でも、作者は自分が作ったことを証明するため
サインを入れたがるし、入れなくてもそういう気持ちはどこかにあるから
その贋作者の癖がどこかに現れる。
それが本物となって現れるのだと。


とても深いです。
同じものを作る身としては感じるものがありました。


あとドナルド・サザーランドという俳優さんが出ていたのですが、
キーファー・サザーランドのお父さんだったんですね!
親父も俳優だったのか!とても渋い声でした。演技は言うこと無し。



そんな感じです。

芸術に興味のある方はぜひ。
内容も濃いものになっておりますので腰を据えてどうぞ!




じゃあまた来週。


472:00



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2015/11
02
[ #2047 ]

スナッチ




映画見ました。
こっちに書くのは久しぶり!

今週は

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スナッチ
Snatch


非常にテンポのいいクライムコメディ。86カラットのダイヤモンドをめぐるイギリス裏社会のドタバタ群像劇。


面白かったです。


ジェイソン・ステイサムとブラッド・ピットという大物を起用してますが
役者のネームバリューに喰われることがの無いほどキャラが濃いです。




話は結構複雑で、
アメリカマフィアの一人が強盗で手に入れた86カラットの特大ダイヤを
母国へ持ち帰る途中に寄ったイギリスで、その情報を嗅ぎつけたロシアの武器商人に
目を付けられ、さらにイギリスギャングも絡んで三つ巴の大騒ぎ。
それになぜか巻き込まれる主人公のステイサム(裏ボクシングのプロモーター)
という話。


しかし超グチャグチャなストーリー設定とは裏腹に、
二桁を超える登場人物のキャラクターがとても濃い。

ギャンブル中毒のせいで負けに負け、
指を詰めるハメにまでなった葉巻好きのおしゃれマフィア


始末した死体はバラして豚に食わせる
イギリス裏社会を牛耳る残虐非道の瓶底メガネのイギリスギャングのボス


過去に銃弾6発を至近距離でその身に受けながら
そのうち1発を歯で受け止めたツワモノの探し屋(前歯半分が銀歯)

など

「こいつ誰だっけ?」
ということが一切ないほど設定や外見に大きな特徴があります。






さらに話も意外と展開を追いやすく、
絵を描きながら見ていた自分でも内容を十分理解できました。

しかもコメディなので軽い気持ちで見れます。
裏社会の話なので流血沙汰はありますが、
残酷な表現は極力移さないようにしてあります。


演出も、早送りや漫画やゲームのような人物紹介、
軽快な音楽で非常にテンポ良く流れ、
とにかく軽さを重視した仕上がりでした。





良い意味で
クライムムービーには似つかわしくない
お菓子を食べる感覚で見れる
とても上質な映画でした。




しかしジェイソンステイサムは、結構昔から
いろんな映画に出てるんですねえ。
意外と苦労人ですな。










今までもちょいちょい映画は見てましたが、
感想はほぼツイッターに載せてました。


理由はブログが面倒だからです。(どーん)


しかし、ツイッターだと過去の作品の感想を見返すことがほぼ不可能
なんだか味気ない感じがするので
また時間を作ってブログ更新に戻していこうと思います。




じゃあそういうわけです。

また来週。



472:00

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