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2016/02
22
[ #2062 ]

オデッセイ


映画観ました。

今週は

Martecar.jpg
オデッセイ
The Martian


ちょっと話題の映画ですね。火星一人ぼっち。


面白かったです。


上質なドキュメンタリーを観ている感じでした。
まさに火星DASH村
不毛の地・火星で、無いものは全部手作り。
知識とアイディアと自分の体を総動員し、サバイバルをする映画です。


そしてもう一方では取り残された主人公を救出する作戦を
地球で必死に立て、実行していくのです。

話は火星探査の宇宙飛行士たちがトラブルに遭い、火星脱出を余儀なくされるが、事故で主人公が孤立。捜索も救出も困難と判断し、チームの残りは火星を脱出する。しかし幸か不幸か主人公は生きており火星に取り残されてしまう形に。さあどうする!
みたいな感じです。

新手の密室パニックですね。
規模と絶望感が半端じゃないですが。







面白いですが、どこが?と聞かれると答えようが無いような。
エンターテイメント映画というより、
ドキュメンタリー映画です。

鉄腕DASHやプロジェクトXを観てるような気分です。

大きな感情の起伏や山場となるイベントがあまりなく、
淡々と進みます。

また、救出船が火星に到着するのが4年後になる、など、
長い時間をダイジェストでお届けする作りになっているので
そういう意味でも冷静になってしまう映画だと思います。



ただ、それがすごく面白いです。

ピンチが起きてそれを限られた資源の中で解決していく。
時間はいっぱいあります。

地球側の救出作戦もメインとして描かれていて、
その葛藤もまた面白いです。
こちらは資源はたくさんありますが、
とにかく時間が無い。

あと個人ではなく組織で動いているので
またそのすったもんだがドキドキします。


悪役らしい悪役も存在するのですが、
勧善懲悪ではなく、
人間社会だしこういう嫌なやついるよねー。個人より組織守らないとねー。
程度で済まされているので映画的には少しモヤっとしましたが、
まあ大人の対応じゃないかなと思います。


登場人物は軒並み良い人たちです。
あとポジティブです。
観ている側が登場人物たちに励まされるような展開もあります。
普通に尊敬します。





気になった点としては
この映画のスポンサーは中国の企業が
やってるんだなーと分かるほどの露骨な中国推し。

少し鬱陶しいと思っちゃいましたが、
バブル期には日本が同じような事やってましたからね。

バックトゥザフューチャーとか
エイリアンとか
ブラックレインとか。
仕方ないかなと思います。



まあこんな感じです。


火星DASH村の異名は伊達じゃないです。
2時間半があっという間でした。


観て損はないと思います。
ただ、面白さを人に伝えるのは難しいかなと思います!




じゃあまた来週。

483:00



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2016/02
15
[ #2061 ]

ティファニーで朝食を



映画観ました。
今週は



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ティファニーで朝食を
Breakfast at Tiffany’s



名前だけは聞いたことはあると思います。
オードリー・ヘプバーンの名作ですね。


微妙でした


とにかくオードリーが可愛い。
猫も可愛い。

そんな映画です。


話はオードリー演じる遊び人の主人公とフリーの小説家の恋物語。


オードリーが何してる人なのかとか、素性が全く分かりません。
とにかく男を誑かして生活してることだけは確かでした。


原作を映画化したものですが、
脚本を変えたり、主演が変わったりと、かなり難産だったようで
そのせいもありストーリーが滅茶苦茶になってしまったらしいです。


当時のアメリカの社会性が大きく出た映画でもあり、
所々違和感もあるのですが、
(同じアパートの住民のエセ日本人、安売りショップでのシーンなど)

とにかくオードリーが可愛いです。
立ち居振る舞いはローマの休日の時のまま、キャラクターとしては自分勝手な主人公を
とても魅力的に演じていて、これはオードリーじゃないと無理だろうなと思いました。

また、ラストのオードリーの物悲しげな表情や必死に猫を探すシーンは
こんな演技もできるんだなと新しい一面を垣間見れて良かったです。


作品として表面だけを楽しむのであれば
まあまあだと思いますが、
その裏を読もうとしたり、深いところまで読み解こうとすると
とたんに質がガタ落ちするような不幸な作品かなとおもいます。
ここでは多くは語りませんが。


とにかくオードリーが見たい!
という方はぜひ。
興味がある方もどうぞ。



じゃあまた来週。

482:00



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2016/02
13
[ #2060 ]

メルヘンバイオが!公式化!



先日公開されました、

私、四コマ漫画の連載をします!


バイオハザードオフィシャルファンクラブ
「CLUB96」
にて


バイオザトゥーン
「BIOHAZARD THE TOON」

という名で
バイオハザードの4コマを描かせてもらうことになりました!
ここから見れます↓
http://www.capcom.co.jp/game/bio/#rencon


ついにやりました!

昔からこつこつ描いていた漫画がまさか
本家の目に留まって公式で描かせてもらえるようになるとは!

カプコンさんとはいつか仕事さしてもらえればなあと
思いながら絵描きやってたところもありますし、
数年前にこちらから売り込んだ経験も相まって
とても感慨深いです!


お話自体は去年の10月ごろに頂いて水面下で
お仕事は進めていたのですが、

もう言いたくて言いたくてたまりませんでした!
我慢するのがめちゃめちゃキツかったです!


漫画の仕事もそうですが、
ここからさらにいろんな仕事や出来事があるといいなあと願いながら
目の前のことをしっかりやっていこうと思います。


4コマはおそらく月一の連載になると思います。
詳しくはファンクラブをチェックしてください!



これからも松(A・TYPEcorp.)をよろしくお願いします!


がんばるぞー。


じゃあまた来週。
482:00





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2016/02
09
[ #2059 ]

シン・シティ 復讐の女神



映画観ました。
今週は

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シン・シティ 復讐の女神
Sin City: A Dame to Kill For



前作の雰囲気とキャラクターが好きだったので観てみました。


いまいちでした。



相変わらず雰囲気とキャラは良かったですが、その他が。

話は複数のエピソードを繋ぎ合わせたオムニバス的な作り。
最愛の恋人に死なれたストリッパーが諸悪の根源である権力者に復讐を誓う話、
過去の忌まわしい記憶空逃れながら生活していた男の前にかつての恋人が現れ、助けて欲しいと告げる。なにやら訳アリのようだが・・・って話、
最高の運と実力を持つギャンブラーが一攫千金を求めて闇の大物に勝負を仕掛ける話。


この3つがメインです。

白黒の映画なのですが、ポイントとなるところには
きっちり色が付いている(血、ヒロインとなる女性、目、唇など)かなり
おしゃれな画作りになっていてそれが大好きです。
自分のイラストにもそんな要素が入ってますので好みです。

色をつけるポイントも凝っていてイカしてるなあと感じました。


あと出演陣がちょう豪華。

ブルース・ウィリス
ミッキー・ローク
ジェシカ・アルバ
クリストファー・ロイド
新進気鋭の ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
果てはレディ・ガガ

など、何でこんなに人集められたん?
と聞きたくなるような人選です。

原作コミックの作者がカメオ出演してたり
オーシャンズ11を髣髴とさせるような驚きとワクワク感がありました。



で、あとは気になる点なんですが、

アクションとCGがとにかくダサい。
コミックスが原作なので画一枚一枚にはとても魅力を感じるのですが、
動くと首を傾げたくなるような作りになってしまってます。

役者陣が一流、実力派揃いなので何とか持ちますが、
アクションや銃撃戦が見所なので頑張ってほしかったなあと思いました。

ストーリーも前作を観てないと分からないところが多少あり、
初見にはつらいかなとも感じました。

あとかなりグロテスクでエロいシーンも過激に含まれてるので
嫌いな人は覚悟しておいたほうがいいかも。
かなスプラッターに近い。


雰囲気が大好きなのであれば、観てもいいかも。
あとグロテスクで過激な演出がたまらなく好きだぜ!って人もいいかも。
気になるなー程度なら観なくてもいい気がします。


そんな感じです。


じゃあまた来週。 
481:00


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