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シン・ゴジラ |
映画観ました。
今週二つめはこれ!

シン・ゴジラ
(2016)
あいつが帰ってきたぞ!
面白かったです
とにかく絶望感がやばい。
実際に現代日本に謎の巨大生物が現れたら日本政府はどう対応するのか
というのをドキュメンタリータッチで描きました。
といった内容。
エンターテイメント、感情論、気持ち、そういったものがほぼ全て排除され、
事実と対応と結果だけが淡々と描かれている感じです。
あれだけの巨大な生物が東京に上陸したらどのような被害が出るか、
政府ではどんな対応をして、警察や各機関にどういう指示が下り、
どう行動し、国民にどう影響が出るのか、
かなりリアルに表現されていると思います。
見ている側としては
エンターテイメント
というより
自然災害の被災直後の映像見てる気分でした。
「自衛隊の攻撃が効かねー!やべー!」
ではなく
「自衛隊で無理かよ日本終わりじゃねえか・・・。」
くらいの絶望感です。
とにかくシリアスです。
遊びが一切無いというか。
ゴジラの代名詞、熱線の破壊力がやばかったです。
最悪の事態でした。
役者陣も実力派揃いで安心して観られました。
超有名俳優がワンカットだけの登場だったり、
エキストラにやらせたりするような役にいたりと面白かったです。
セリフ回しが素人臭さや、早口で聞き取りづらい箇所もありましたが、
これがリアルかなと思います。
たぶんわざとでしょう。
良い声だらけの政府機関なんてよく考えると変ですし。
あと、専門用語が飛び交ったり、
そういった説明がちょくちょく入るのですが、
観てる側に理解させる気は無いと思います。
とにかく難しいことやってんだなでOKです。
要所要所は説明してくれるので安心。
監督が新世紀エヴァンゲリオンの庵野秀明監督だったので
ところどころエヴァっぽさもありました。
でも無類の特撮好きということもあり、
要所はしっかり押さえてあります。
自分は特撮やゴジラは少ししか見たこと無いですが、楽しめました。
あくまでもリアリティを追求し、エンターテイメントの要素を一切排除した今作は
正解であり、成功だと思います。
そんな感じです。
じゃあまた来週。
495:00
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