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ジョジョ展 |
ジョジョ展行ってきました。

漫画の原画が見れるということなのでお勉強しにね。
初期の絵は、デビルマンとかバビル2世に影響を受けていたみたいで
その影響が色濃く見られました。
デザイン自体はまだまだ普通。荒木の片鱗が見られる程度。
JOJOの連載に入ってしばらくするとあの圧倒的な荒木ワールドが見られます。
第一部、第二部などは衣装は小物アクセサリーをじゃらじゃら身につけてましたが
第三部からは衣装はシンプルなものになった印象があります。
あと扉絵イラストの背景に色紙使ってましたよ。
そういう手もあったか。
あとホワイトの使い方が上手い。
第五部あたりから衣装は小物を足すのではなく
衣装自体を奇抜なものにしてきましたね。
ヘソ出しだったり、裾がやたら長かったり。
あと柄物に凝りだした気もします。
同じものは描かない
というこだわりがあるようで、各部ごとでデザインとか描くスタイルを変えているようです。
その影響でしょうか。
ていうか初期からめちゃめちゃ描き込んであってびっくりしました。
どんな絵の上手い漫画家でも最初の方は
多少ムラとか雑な部分があると思うんですけど。
まあ、技術不足な点はありましたが、圧倒的な個性で十分カバーできていました。
すげーなー。
個性は真似できねーや。
ホラー映画好き、クリントイーストウッドが大好き、
他とは違うものを描くことを意識してた、
イタリア芸術に多大な影響を受けている、
ここらへんがあの個性を生み出した要因でしょうか。
原画以外のの感想ですが、
センスを感じませんでした。
フィギュアが所々に置いてあるだけ。
そこにiPadが置いてあって覗くとスタンドがオラオラ言ってる
っていう愉快な演出もありました。
まあ、それだけでしたね。
床も壁もオラオラとか描いてあるだけでした。
荒木自身がそこに興味がなかったのか、予算が無かったのか。
六本木ヒルズでやっているということ以外、特に特徴の無い原画展だったと思います。
まあ、それ関連ではジブリレイアウト展と手塚治虫展しか行ったこと無いですけど。
そんな感じです。
勉強させていただきました。
じゃあまた来週。
108:20
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