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新・午前十時の映画祭2~仁義なき戦い~ |
映画観たよ!
今週は

仁義なき戦い
極道モノですね。
ふつうでした
やってる事はマカロニウエスタンやマフィアモノ、ギャングモノと大体一緒です。
実話を基にしているらしく、組同士の抗争や仲間割れでドンパチやるのがメインです。
ただ、何がどうなってるのかいまいち分からない。
状況説明があまり無く、
「○○のタマ取ってこいや!」
という一言で大喧嘩が始まったり、
何か話し合いをいてるのかと思うと、
極道の専門用語が飛び交い、
広島弁で、がなり立てるもんだから
何言ってるかわからない。
小説の映画化によくある
映画の尺内に収めようと
不用な部分をぶつ切りにしちゃうパターンの奴だと思うのですが。
でも何だか分からないエネルギー
みたいなものはすごく感じました。
自分はどうも極道者の後先考えてない見栄だけを考える思考が苦手でして、
観ててもう少し上手く生きればいいのにと思ってしまいます。
良い服着て派手な光り物で着飾って相手を睨んで威嚇していれば
強い人間なんだという思考が大嫌いです。
そういう人間は内面を一切磨いていない。
極道者に限らず堅気(一般人)にもそれは当てはまると思います。
逆に言えばこの映画の主人公は極道者ですが
内面が非常に美しく芯の通った人間なので
カッコ良く見えるんじゃないかと思います。
どんな世界にもどんな人種にも
本物と偽者がいるってことですね。
外面だけ磨いて中身の無い偽者ではなく。
どんな時でもブレることなく自分を貫き通し
有限実行、言葉じゃなくて背中で語る本物になりたいなあ
と思わせる映画でした。
ちなみに今作品に出てくる若杉という登場人物、
梅宮辰夫が演じているんですが、

この左頬の傷、
もしかしたら

これなんじゃねえか
と邪推しました。
ここからは推測でモノを話すのでそこんとこよろしくね!
正解じゃないからね!
そう思った理由です。
まずワンピース作者のオダッチは映画好き、
特に任侠物好きというのは結構知られていると思います。
現に当作品の海軍にそこん所のそっくりさんがいっぱい出てきます。
中村錦之助とか、勝新太郎とかね。
そしてその海軍の赤犬、黄猿というキャラ、それぞれ
菅原文太、田中邦衛が演じています。
仁義なき戦いの主要キャストです。
しかも赤犬と黄猿は作中でかなり重要人物です。
つまり作者にとって思い入れが深い作品だという事。
そしてこの若杉、仁義の中でも一、二を争う重要人物で、人気もあるキャラです。
オダッチもきっと若杉の事が好きになっただろう。
と考えるならあの傷は若杉モチーフなんじゃないかなと思い至ったわけです。
合ってるかどうかは知りません。
2%くらいです。
じゃあそういうわけで来週は
シャレードです。
これは観た事あるのでその次、
ゴースト/ニューヨークの幻
観ていきます。
また来週。
142:00
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