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マイアミ・バイス |
映画観ました。
今週は

マイアミ・バイス
Miami Vice
コラテラル、ヒート、パブリック・エネミーズ
でお馴染み
マイケル・マン監督作品。
まあまあでした
そつなく仕上がっております。
しかし突き抜けるものが無かったかなとも思いました。
男臭い作風の中でも女性のキャラクターと心情をしっかりと描く
マイケル・マンらしさのある作品でしたが
潜入もの半分、ラブストーリー半分といった感じで
悪い意味で丁度良い割合だったかという印象でした。
話は潜入捜査官の主人公とその相棒の話。麻薬組織に潜入中だった情報屋の身元が組織にバレて家族が殺され、諜報機関内に内通者が居ることが発覚、その組織に顔がバレていない主人公たちがその組織に潜入することで内通者をあぶりだそうとする話。
映画の中で事件はとりあえずの決着を迎えていますが、
ラブストーリーのほうのオチもしっかり描くため詳細が曖昧になっています。
観てる間はまったく気になりませんでしたが。
事件の方の割合を上げてしっかり刑事ものとして作ればいいのかなーとも思いますが、
そうするとロマンスの方が中途半端になりそうで
かなり難しい映画作りだったのかなあと素人ながら考えてしまいました。
そう考えるとこれはこれで良いのかもしれません。
しかしパンチが欲しいと思うのも事実。
役者や演出などはとても良く、
私お気に入りのコリン・ファレル、
同監督作品「コラテラル」で主役を張ったジェイミー・フォックスなど
主演も脇役も実力派で固めた安心できる配役。
演出もリアリティにこだわった銃撃戦がとても良かったです。
声を掛け合って弾丸の雨をかいくぐり敵の裏を取る立ち回りや、
負傷したらベルトで止血、怯むことなく腹ばいになって味方の援護、
ああ、プロだなすげーなと惚れ惚れしました。
全体的には悪くない出来だと思います。
ただそのほかのマイケル・マン作品と比べると
一歩劣る感じは否めないかなと思います。
まずはヒート、コラテラルを観て、ハマったのであればこの作品を。
そういった感じの映画でした。
じゃあそういうわけです。
また来週。
479:00
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