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オデッセイ |
映画観ました。
今週は

オデッセイ
The Martian
ちょっと話題の映画ですね。火星一人ぼっち。
面白かったです。
上質なドキュメンタリーを観ている感じでした。
まさに火星DASH村
不毛の地・火星で、無いものは全部手作り。
知識とアイディアと自分の体を総動員し、サバイバルをする映画です。
そしてもう一方では取り残された主人公を救出する作戦を
地球で必死に立て、実行していくのです。
話は火星探査の宇宙飛行士たちがトラブルに遭い、火星脱出を余儀なくされるが、事故で主人公が孤立。捜索も救出も困難と判断し、チームの残りは火星を脱出する。しかし幸か不幸か主人公は生きており火星に取り残されてしまう形に。さあどうする!
みたいな感じです。
新手の密室パニックですね。
規模と絶望感が半端じゃないですが。
面白いですが、どこが?と聞かれると答えようが無いような。
エンターテイメント映画というより、
ドキュメンタリー映画です。
鉄腕DASHやプロジェクトXを観てるような気分です。
大きな感情の起伏や山場となるイベントがあまりなく、
淡々と進みます。
また、救出船が火星に到着するのが4年後になる、など、
長い時間をダイジェストでお届けする作りになっているので
そういう意味でも冷静になってしまう映画だと思います。
ただ、それがすごく面白いです。
ピンチが起きてそれを限られた資源の中で解決していく。
時間はいっぱいあります。
地球側の救出作戦もメインとして描かれていて、
その葛藤もまた面白いです。
こちらは資源はたくさんありますが、
とにかく時間が無い。
あと個人ではなく組織で動いているので
またそのすったもんだがドキドキします。
悪役らしい悪役も存在するのですが、
勧善懲悪ではなく、
人間社会だしこういう嫌なやついるよねー。個人より組織守らないとねー。
程度で済まされているので映画的には少しモヤっとしましたが、
まあ大人の対応じゃないかなと思います。
登場人物は軒並み良い人たちです。
あとポジティブです。
観ている側が登場人物たちに励まされるような展開もあります。
普通に尊敬します。
気になった点としては
この映画のスポンサーは中国の企業が
やってるんだなーと分かるほどの露骨な中国推し。
少し鬱陶しいと思っちゃいましたが、
バブル期には日本が同じような事やってましたからね。
バックトゥザフューチャーとか
エイリアンとか
ブラックレインとか。
仕方ないかなと思います。
まあこんな感じです。
火星DASH村の異名は伊達じゃないです。
2時間半があっという間でした。
観て損はないと思います。
ただ、面白さを人に伝えるのは難しいかなと思います!
じゃあまた来週。
483:00
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